Top > 各種情報 > 臨床研究
当院では、治療成績の向上や医学の発展を目的として研究を行っております。その一環として、診断や治療を受けられた患者様のデータを使用させていただくことがあります。
①卵子の質の向上を目的とした
「プテロスチルベン」経口投与の臨床研究
②胚盤胞妊娠促進を目的とした
融解回復培養液「GM-CSF」を用いた臨床研究
【研究内容】
順天堂大学医学部 河村和弘教授が代表として実施する『プテロスチルベンを用いたエイジング不妊患者の卵子の質の向上に対する無作為二重盲検化比較対照試験』の実施医療機関となります。
プテロスチルベンは、ブルーベリーなどに含まれるポリフェノールで、抗酸化や抗炎症作用があります。アンチエイジングのサプリメントとして有名なレスベラトロールの約4倍の体内利用率があり、高齢で卵巣機能が低下したマウスにプテロスチルベンを投与することで、体外受精の成績が若いマウスに匹敵するレベルに改善される効果が期待されています。
この臨床試験は、プテロスチルベンのサプリメントが加齢による卵子の質の低下を改善するかどうかを確認する事を目的としています。
【研究内容】
藤田医科大学が代表として実施する『顆粒膜マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)含有培養液による胚盤胞妊娠促進効果を検証するための他施設共同ランダム化試験』の実施医療機関となります。
GM-CSFは妊娠中の体内に多く存在する成長因子(サイトカイン)の一種です。
この臨床試験は、融解回復培養液GM-CSFによって妊娠率が向上するか検証する事を目的としています。
これらの研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて実施されるものです。個人情報の保護には十分配慮し、患者様を特定できない方法でデータを取扱います。
医学の発展のための研究にご理解とご了承をいただきますようお願い致します。なお、個別の研究についてのお問い合わせは下記までお願いします。
お問い合わせ先
新橋夢クリニック