タイムラプス培養について

タイムラプス培養とは

胚を培養器の外に出さずに、発生の様子を連続的に観察できる培養方法です。

通常の観察では、胚を培養器から取り出して顕微鏡で確認する必要があります。
一方、タイムラプス培養では、培養器内で一定間隔ごとに画像を撮影するため、温度・pH・浸透圧などの環境変化を抑えながら胚発生を観察できます。

タイムラプス培養のメリット

01

胚発生率や着床率などIVF成績の向上

胚を培養器の外に出す回数を減らすことで、温度・pH・浸透圧などの変化を抑えやすくなります。安定した培養環境を保つことは、胚発生を支えるうえで重要です。

02

胚発生を経時的に観察

前核形成・細胞分裂・胞胚腔形成など、胚が発育していく過程を時間の流れに沿って確認できます。そのため、患者様にも胚発生の経過をわかりやすくご説明することができます。

03

胚発生過程の異常を確認

連続した画像データを確認することで、通常の観察では見逃されやすい異常分割やフラグメント、TE細胞の状態などを後から検証できます。胚評価の精度向上につながります。

04

AIスコアリングによる胚評価

多くの画像データをもとに胚発生を評価できます。IDAScoreなどのAIスコアリングを活用することで、良好胚を選別する際の参考にしています。

AIスコアリングについて AIスコアリングは胚評価を補助するものであり、最終的な判断は胚の発育状況や患者様の治療方針を踏まえて総合的に行います。

タイムラプス培養動画