胚評価法について

胚評価とは

胚評価とは、培養中の胚の発育状態や形態を確認し、移植や凍結の判断に役立てる評価です。
凍結する胚盤胞は、ひとつの指標だけで判断するのではなく、発育速度、形態、胚の大きさ、タイムラプス画像、AIスコアリングなど、複数の情報をもとに総合的に評価します。

当院での胚盤胞スコアリング指標

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

表示例スコア

98-114-1-19-A(12)-6BB-9.1

胚盤胞到達時間

98 h

凍結時間

114 h

AHの有無

1(あり)

直径(µm)

19

PGTA評価

A

TE数

(12)

ガードナー分類

6BB

iDAScore(AI総合評価)

9.1 / 9.9

胚盤胞到達時間

媒精から胚盤胞になるまでの時間(h)

凍結時間

媒精から凍結処理までの時間(h)

AHの有無

アシステッドハッチング未施行:0 施行あり:1 自然孵化:2

直径

胚盤胞の直径(µm)

PGT-A評価

PGT-A施行時のみ記載。胚異数性評価(A〜D)
A:正倍数性 B:モザイク C:異数性 D:判定不能

TE数

胚盤胞外周上のTE細胞総数

ガードナー分類

拡張度(1〜6)+ICM+TE の3項目による国際的な胚評価法

iDAScore

タイムラプス動画をAIが解析した着床可能性スコア(1.0〜9.9)

胚発育速度と妊娠率

胚盤胞までの発育速度が速い胚ほど、臨床妊娠率が高い傾向にあります。
当院では、胚盤胞到達時間や凍結時間を確認し、胚評価の参考にしています。

当院での胚盤胞スコアリング指標

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

表示例スコア

98-114-1-19-A(12)-6BB-9.1

胚盤胞到達時間

98 h

凍結時間

114 h

AHの有無

1(あり)

直径(µm)

19

PGT-A評価

A

TE数

(12)

ガードナー分類

6BB

iDAScore(AI総合評価)

9.1 / 9.9

胚盤胞到達時間

媒精から胚盤胞になるまでの時間(h)

凍結時間

媒精から凍結処理までの時間(h)

AHの有無

アシステッドハッチング未施行:0  施行あり:1  自然孵化:2

直径

胚盤胞の直径(µm)

PGT-A評価

PGT-A施行時のみ記載。胚異数性評価(A〜D)
A:正倍数性  B:モザイク  C:異数性  D:判定不能

TE数

胚盤胞外周上のTE細胞総数

ガードナー分類

拡張度(1〜6)+ICM+TEの3項目による国際的な胚評価法

iDAScore

タイムラプス動画をAIが解析した着床可能性スコア(1.0〜9.9)

ガードナー分類と妊娠率

ガードナー分類は、胚盤胞の拡張の程度、内細胞塊、栄養外胚葉の状態を評価する方法です。
ICMやTEの評価が良好な胚ほど、臨床妊娠率が高い傾向にあります。

期間:2022年-2025年
移植数:4476周期
AA
周期数:192
AB
周期数:570
BA
周期数:523
BB
周期数:3189
当院データより

iDAScoreと妊娠率

iDAScoreは、タイムラプス画像をもとに胚発生の経過を評価するAIスコアリングです。
iDAScoreが高い胚ほど、臨床妊娠率が高い傾向にあります。

期間:2022年-2025年
移植数:2129周期
iDAScore別妊娠率:1.0-3.7 40%、3.8-6.0 57%、6.1-7.7 58%、7.8-9.5 69%
1.0-3.7
周期数:144
3.8-6.0
周期数:143
6.1-7.7
周期数:141
7.8-9.5
周期数:156
当院データより